大量消費と物への愛着と物を大切にする気持ち
- 圭太 佐藤
- 2017年2月12日
- 読了時間: 2分
レザークラフトをするようになって、
世の中に売っているものってすごく安いんだなと思うようになりました。
例えば、ペンケースを自分がレザークラフトで一から作ると大体7時間程度かかります。
正社員の時給が大体2000円程度だとすると、
ペンケースひとつで14000円します。
さらに会社形態で作るとすると、保険等のコストがかかってきますので、
大体一時間10000円程度のコストがかかってきます。
そうするとペンケースひとつで70000円です。
買いますか?
この値段だと一生使う+子どもや孫にも受け継がせるレベルです。
Amazonでざっと手縫いのペンケースを検索すると、
物にもよりますが、3000~20000円程度で購入できます。
マジどうやって利益を出してるんだ!
日本から職人絶滅するわっ!って思います。
人件費の安い海外で大量に生産することで、
コストを抑えているのだと思いますが、
いつまでもこの状況が続くとは思えませんよね。
新興国もいつかは先進国になり、
人件費も上がっていきます。
実際に中国も人件費が上がってきており、
最近ではフィリピンやマレーシアなどの東南アジアに工場を移す日本企業も増えてきています。
で、次はどうするんでしょうね。
安くていいものが手に入ると嬉しいですが、
ただ安いものを求め続けても、今後のことを考えると良いこともそんなにないのかのとも思います。
そもそも、安くって買ったものって、「買いなおせばいいや」と思ってあまり大切に扱わないですしね。
ただ、ものを大切にするって手放しに良いことかと言うとそうでもないのかもしれません。
消費が進まないと経済も回らないですしね。
レザークラフトで作品を作って、
自分で使っていると、
たいした作品じゃなくても愛着がわいてきます。
補修しながら使っていると、
「物を大切にするってこういうことかな」と思ってみたりしています。
今回言いたかったことをまとめると、
「レザークラフトしよう!」です。
ただ単に、革細工を作る技術が身に付く、
だけではなく、いろいろな発見があるかもしれません。
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